2021年09月17日

【愛媛県美術館】特別公開「忽那家文書」の世界―よみがえる中世瀬戸内海の武士団―

愛媛県美術館では、当館に寄託されている国指定重要文化財「忽那家文書くつなけもんじょ」の特別公開を行います。

1 テーマ
特別公開 「忽那家文書」の世界―よみがえる中世瀬戸内海の武士団―

2 公開期間
令和3年9月11日(土)〜10月17日(日)
毎週月曜日休館、ただし10月4日(月)は開館、5日(火)休館

3 会場
愛媛県美術館新館1階 企画展示室1(観覧無料)

4 内容
「忽那家文書」は、忽那諸島(現松山市中島町)を本拠とする忽那家に伝来した鎌倉時代から戦国時代にかけての中世の武家文書です。平成21年、9巻113通が国の重要文化財に指定され、令和元年に当館に寄託されました。
忽那氏は鎌倉時代から確実な史料に登場し、鎌倉時代末期には後醍醐天皇側に属して奮戦しました。南北朝時代には忽那義範が海上ネットワークを駆使して南朝側を助け瀬戸内海を縦横に活躍しました。今回の企画では、忽那氏や、忽那氏をめぐる諸勢力の動向を示す古文書約60点を一般公開します。
これまで「忽那家文書」は、研究者や学生等を対象に限定的に閲覧に供されてきたほか、松山市中島町でごく一部が公開されたことはありましたが、このように大規模に一般公開するのは初めてのことです。
本特別公開により、中世の瀬戸内海に躍動した忽那氏の足跡を辿るとともに、鎌倉幕府や後醍醐天皇をはじめ、様々な勢力から忽那家のもとに送られた中世の代表的な古文書の姿かたちをお楽しみいただければ幸いです。

【忽那家文書】
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後醍醐天皇綸旨 建武元年(1334)12月20日
後醍醐天皇が、忽那氏の当主忽那重清に対し、忽那島(現松山市中島)の所領を保証したもの。天皇の意思を伝える綸旨(りんじ)は、「宿紙(しゅくし)」と呼ばれる、古い古文書を溶かして漉き返した灰色の紙が使われている。

忽那家文書特別公開プレス030909_ページ_2_画像_0002
大蔵大輔某奉書 正平3年(1348)4月1日
南朝方の忽那義範が、北朝方の拠点となっていた讃岐国塩飽島(現香川県丸亀市)の城郭を陥落させたことを賞賛したもの。12.9cm×14.8cmの大変小さなサイズで、秘密性の高い軍事関係等のやりとりに用いられた。

■会場名  愛媛県美術館
■会場場所 愛媛県松山市堀之内
■TEL   089-932-0010
■URL   https://www.ehime-art.jp/
■開館時間 9:40〜18:00(入室は17:30まで)
■休館日
毎週月曜日(祝日及び振替休日にあたる場合は、その翌日。ただし、第1月曜日は開館、翌火曜日休館)及び12月29日〜1月3日

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