2023年03月29日
【愛媛県美術館】愛媛県美術館開館25周年記念 大竹伸朗展
令和5年(2023)5月3日(水・祝)〜7月2日(日)
開館時間9時40分−18時(入場は17時30分まで)
休館日月曜日※ただし、6月5日(月)は開館し、6月6日(火)は休館。
会場愛媛県美術館 本館 1階 企画展示室1・2、2階 常設展示室1・2
主催愛媛県美術館、東京国立近代美術館
特別協力TAKE NINAGAWA、宇和島市、松山市、未来へつなぐ道後まちづくり実行委員会
協賛株式会社ベネッセホールディングス、公益財団法人 福武財団
愛媛展協賛愛媛銀行、道後温泉旅館協同組合、株式会社サンメディカル、NINO.INC.、有限会社スタジオ広遊、藤田産業株式会社、TMトミオカ株式会社、株式会社ア・ファクトリー、道後商店街振興組合
観覧料
個人 | 団体(20名以上) | |
一般 | 1,500円 | 1,300円 |
高大生 | 900円 | 700円 |
※高齢者(65 才以上)は当日一般料金から100 円引き
※中学生以下、障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1 名は無料。
※本展期間中の、パフィオうわじま内「大竹文庫」オリジナルスタンプを押したブックリスト、または道後温泉本館の「熱景/NETSU-KEI」コラボレーション入浴券の半券をお持ちの方は団体料金で入場可。
決定次第HPやSNSで告知します。
公式サイトhttps://www.takeninagawa.com/ohtakeshinroten/
公式SNSInstagram @ohtakeshinroten
Twitter @ohtakeshinroten
東京国立近代美術館
令和4年(2022)11月1日(火)〜令和5年(2023)2月5日(日)(終了)
富山県美術館
令和5年(2023)8月5日(土)〜9月18日(月・祝)
本展は、高度成長期の東京に生まれ育ち、1988年以降は愛媛県宇和島市を拠点に制作する大竹伸朗の軌跡を7つのテーマ──「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」──に基づいて読み解く回顧展です。
大竹伸朗(1955- )は、分野を限定することなく多彩に活動を展開し、二大国際展であるドクメンタ(2012年)とヴェネチア・ビエンナーレ(2013年)に参加するなど、現代日本を代表するアーティストとして海外でも高く評価されています。消費され、忘却されてゆくようなあらゆる「もの」に着目し、半世紀近くにわたり独創性に溢れる作品を手掛けてきました。その膨大な数の作品の中には《ニューシャネル》や《宇和島駅》を始め、宇和島ゆかりの作品も数多くみられます。
今回、ライフワークである70冊を超える《スクラップブック》や記念碑的な立体大型作品を含む、選び抜かれたおよそ500点にも及ぶ作品を、敢えて時系列から切り離し、その作品世界に没入できるよう再構築してご紹介します。大竹伸朗が、その半生をかけて見つめてきた情景を、作品を通して追体験していただければ幸いです。
開館25周年を迎える愛媛県美術館を会場に、初の地元開催となる本展では、宇和島市、そして道後温泉本館(松山市)と連携した特別展示も実施します。
大竹伸朗 Shinro Ohtake
©Shinro Ohtake, photo by Shoko
1955年東京都生まれ。愛媛県宇和島市在住。主な個展に熊本市現代美術館/水戸芸術館現代美術ギャラリー(2019)、パラソルユニット現代美術財団(2014)、高松市美術館(2013)、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館(2013)、アートソンジェセンター(2012)、広島市現代美術館/福岡市美術館(2007)、東京都現代美術館(2006)など。また国立国際美術館(2018)、ニュー・ミュージアム・オブ・コンテンポラリー・アート(2016)、バービカン・センター(2016)などの企画展に出展。ハワイ・トリエンナーレ(2022)、アジア・パシフィック・トリエンナーレ(2018)、横浜トリエンナーレ(2014)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2013)、ドクメンタ(2012)、光州ビエンナーレ(2010)、瀬戸内国際芸術祭(2010、13、16、19、22)など多数の国際展に参加。また「アゲインスト・ネイチャー」(1989)、「キャビネット・オブ・サインズ」(1991)など歴史的に重要な展覧会にも多く参加している。
作家サイト https://www.ohtakeshinro.com
●16年ぶりの大回顧展・東京国立近代美術館で立ち上げ
2006年に東京都現代美術館で開催された「全景1955–2006」以来となる大規模な回顧展。昨年東京国立近代美術館で立ち上げられました。1982年の大竹の初個展から40周年を経て、半世紀近くにおよぶ創作活動を一挙にご紹介します。
●7つのテーマで体感する作品世界
7つのテーマ「自/他」「記憶」「時間」「移行」「夢/網膜」「層」「音」に基づいた会場構成。ゆるやかにつながるテーマで、時代順にこだわることなく大竹の作品世界に没入し、その創作のエネルギーを体感できます。
●およそ500点の圧倒的なボリュームと密度
最初期の作品から近年の海外発表作、そしてコロナ禍に制作された最新作まで、およそ500点の作品が一堂に会します。
小さな手製本から巨大な小屋型のインスタレーション、作品が発する音など、ものと音が空間を埋め尽くします。
●本展のために製作されたニューグッズも多数登場
スナックの看板をモチーフにした代表作《ニューシャネル》(1998年)をはじめとした「大竹文字」Tシャツなどで人気を博す大竹伸朗グッズ。本展開催にあわせて製作された展覧会オリジナルのニューグッズが続々登場します。
●愛媛展だけの特別展示
初の地元開催となる愛媛展では、関わりの深い宇和島市と道後温泉本館(松山市)と連携した特別展示コーナーを設けます。
大竹伸朗展の開幕に先駆けて、4月1日より作品《宇和島駅》を公開いたします。
◎新型コロナウイルス感染症の予防・拡大防止のため、イベント等の中止・変更の可能性があります。その場合は美術館ホームページで随時お知らせします。また、やむを得ず、展示室内の混雑を緩和するため、入場制限を行う場合がありますので、ご了承ください。
お問い合わせ先愛媛県美術館 学芸課
790-0007 愛媛県松山市堀之内
Tel.089-932-0010/Fax.089-932-0511
https://www.ehime-art.jp/